山田しおり
SHIORI YAMADA
書道家・墨象作家 –calligrapher-
綺麗な字より個性的な字、
そんな自分らしさを認めてくれる師のもと、幼い頃より自由な筆使いを楽しみながら書を習う。
その後外林道子氏に師事。
様々な書体を通して筆の使い方を見直し、創作作品を始める。
現在は抽象作品や創作文字を中心に活動を続けている。
所属している奎星会による創立75年、第65回奎星展において、初出品で
特選を受賞。フランス・パリの国際公募展 Le SALON展やLe Salon D’automneでも入選、
海外に向けて積極的な活動もしている。
― 作品について —
古典文字を師より習い、筆の使い方を鍛錬しました。
空間の中で、作家のエゴにならない、それを目にした時に心地よさ、 または優しい心持ちになれるような作品作りを心掛けています。
一方で 画家とは違う線の質、文字を習ってきた者の筆運びなど、書道家としてのテクニックをベースに、視覚による空間に歪みを感じるような、自分にしか表現できない世界観をアウトプットするなど、新たな試みを続けています。