EXHIBITION

Mu_taku Ⅲ

2021年第70回奎星展

2021年第70回奎星展

Mu_taku Ⅲ

意図せず、狙わず、純粋な線を追い求め

一種のみの墨を使い、文字を習う者が年数を重ねて得る運筆、“自然に運ばれる線や点”

を頼りにただただ書く。

意図的な線を打ち消すように重ねた線から引いていない基線が現れました。

横70cm 縦70cm

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2021年 LE SALON D’AUTOMNE in Paris

2021年 LE SALON D’AUTOMNE in Paris

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Visually-press or hold

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2021年 LE SALON D’AUTOMNE in Paris

2021年 LE SALON D’AUTOMNE in Paris

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点を打つ方向により生まれるエネルギー。

描かれたものは押し出されようとしているのか、

または、留まろうとしているのか。

2021年 ル サロン ドートンヌ 入線作品です。

作品サイズ:横56㎝ 縦45㎝ ※軸装済

※サロン・ドートンヌ(Salon d’automne)は、毎年秋にパリで開催されるル・サロンと並ぶ展覧会。「秋のサロン」、「秋季展」の意。ル・サロンを運営するフランス芸術家教会、および国民美術協会(ラ・ナシオナル)の保守性に対抗して、1903年にベルギーの建築家フランツ・ジュールダンを中心とするギマール、カリエール、ヴァロットン、ヴュイヤール、ボナール、ルオー、マティス、マルケらの建築家、画家、版画家によって創設された。多分野にわたる前衛芸術家・新進芸術家を積極的に紹介し、とりわけ、1905年にフォーヴィスムが短t状した展覧会として知られています。

–Mu_taku Ⅱ–

2021年 GALLERY ART POINT bis. “GINZA CONTEMPORARY ART 2021”

2021年 GALLERY ART POINT bis. “GINZA CONTEMPORARY ART 2021”

–Mu_taku Ⅱ–

意図的なものを取り払った純粋な” 線 ” を追い求め表現しました。

文字を習う者が年数を重ねて得る運筆、“自然に運ばれる線や点”

いかに自然に、無意識に感覚に寄り添った線を引けるか、

そんな思いを馳せて制作した作品。

意図的な線を打ち消すように重ねた線の中から基礎となる四角い象(かたち)が浮かび上がり

外の四角との不思議な相対性を表現しました。

サイズ:横 35㎝ 縦 35㎝

–Mu_taku Ⅰ –

2021年 GALLERY ART POINT bis. “GINZA CONTEMPORARY ART 2021”

2021年 GALLERY ART POINT bis. “GINZA CONTEMPORARY ART 2021”

–Mu_taku Ⅰ –

意図的なものを取り払った純粋な” 線 ” を追い求め表現しました。

文字を習う者が年数を重ねて得る運筆、“自然に運ばれる線や点”

いかに自然に、無意識に感覚に寄り添った線を引けるか、

そんな思いを馳せて制作した作品。

意図的な線を打ち消すように重ねた線から浮かび上がる

純粋な線を見ることができました。

サイズ:横 60㎝ 縦 60㎝

-Visually 視覚の不思議-

2021年 NAU21世紀連立展

2021年 NAU21世紀連立展

-Visually 視覚の不思議-

NAU〈New Artist Unite〉は既に実力が認められたメンバーと推薦委員に推薦された作家(推薦委員はギャラリーを回り、優れた作家を推薦、また、紹介された作家から実力をみて推薦を行っている)、それと共に、公募から選抜された作家や海外から推薦された作家からなるジャンルを問わない現代アートの展覧会。

この作品は天高の国立新美術館を会場にし、270㎝のスクエアにて制作しました。

筆を一切使わず点を打つ方向に生まれるエネルギー。点を何度も重ねた箇所は奥にも見え、手前にも見えてくる。

通常の影の法則に縛られず、感覚に頼り描いたため、見る人によって見える方向が変わってくる。

そんな視覚の不思議を表現した作品。

サイズ 横 270㎝、縦 270㎝

-Unruled in the rule Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ ”規則の中で支配されない“

2021年 GALLERY ART POINT.bis “SENSE”

2021年 GALLERY ART POINT.bis “SENSE”

-Unruled in the rule Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ ”規則の中で支配されない“

線に沿ってうつ点は、中心に向かって引き寄せられるという動的規則もと制作しました。

そんな一定のルールをベースに制作を続けるうちに、線はどんどん動きを大きくし、点は次に打つ点へ向かってエネルギーを表し始め

結果的に生き生きとした描写になりました。

そして一つずつの点にも、それぞれの表情が生まれています。

サイズ:横332㎜、縦242㎜

–Line to go round 環(めぐ)る線-

2019年 第68回 奎星展

2019年 第68回 奎星展

–Line to go round 環(めぐ)る線-

「点」と「線」。

そのミニマムな要素に意識を寄せて「線」で「点」を表現しました。

どこまでも書的な線質を用いて、何度も線を重ねた箇所は重さを増し

立体感を帯びながら点(サークル)になりました。

サイズ:横90㎝ 縦120㎝

–A point flows 流動する点 –

2019年 第70回 毎日書道展

2019年 第70回 毎日書道展

–A point flows 流動する点 –

字を形成する一番ミニマムな要素、「点」と「線」。

そして「点」は「線」さえも形成する。

グラフィックに慣れ親しんだことから、そんな事を思い、点で線を描くことを試みました。

濃い丸は一筆、それと伴走するかのような細い線は線でありながら点を描いています。

この二つの要素が融合し、流動するかのような表現となりました。

サイズ:横 180㎝、縦60㎝

-Various lines- 様々な線

2019年 和魂洋才 at PSRIS Linda Farell Gallery

2019年 和魂洋才 at PSRIS Linda Farell Gallery

-Various lines- 様々な線

日本とフランスが友好関係を築いてから160年という節目の年にあたる2018年、フランス各地で日仏友好160周年を記念する公的事業「ジャポニスム2018」が開催されました。その参加事業の一つとして、パリの中心部にある新進画廊「リンダ・ファレル・ギャルリー」で行われたのが、OASIS海外特別展「日本美術-和魂洋才」。

四角い線ははけで書き、細い線は繊細な筆で書いています。四角い線は墨による自由な動きと背景の淡墨は静かに外へ滲んでいきます。

細くシャープな線はその瞬間に入り融合していきました。どちらも一筆から生まれる「様々な線」を表現しています。

サイズ 横 62㎝、縦 52㎝